喋りすぎる猫

【ミドル編】

【アラフィフ】カロリーよりも糖質をカット!1年かけて5kgの減量に成功したよ。運動が続かない人にもおすすめ。【ゆっくりダイエット】

健康診断の季節です。
そろそろかな…と思っていると、派遣会社からメールが来る。
有難いとは思うものの、やはりめんどくさーい。


長年、血圧・血糖値・尿酸値が高いと指摘され続けてきたわたし。
血圧はここ数年クリニックでお薬を処方してもらっていますが、血糖値と尿酸値はやや高いまま。
体重も少しオーバー気味。


誰にも怒られないので放置してきましたが。
まったく改善しない自分の健康状態に、次第に不安を感じ始めたアラフィフ。
血圧だって、お薬で抑えてるだけですし。
このままでいいわけがない。


糖尿病の恐怖にも脅かされるようになり、ついに一念発起いたしました。
それが1年前。
前・健康診断の後です。
ちょいぽちゃな体型は、実はそんなに嫌いではなかったのですが。それよりも病気が恐ろしい。


自分なりに色々調べてみましたところ、どうやら「糖質」が鍵であることが判明しました。
糖質は、カラダにとって大切なエネルギー源です。
ただし、摂り過ぎると、処理し切れない分は脂肪として貯まっていくシステム。
エネルギーとして使われなかった分ですね。
脂肪が蓄積されていくと、血糖値を下げるインシュリンの働きも弱まり、更に肥満していくという負のスパイラル。

わたしは、この糖質を摂り過ぎているという自覚がありました。
食生活の見直しが必要です。


こうして、糖質カット生活が始まりました。
1日の糖質量を130gまでに抑えるよう、頑張る。
3食のうち2食(朝・昼)は徹底的にカットして、夕食は普通にご飯を食べるという作戦。

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糖質の多い食品の代表格と言えば、ごはん。
お茶碗一杯のごはんに、およそ50gの糖質が含まれています。
それから、パン!あの無害そうな6枚切り食パンが、糖質およそ26g
わたしは6枚切りなら確実に2枚食べます。
食パンでこれですから、菓子パンなんてさらにヤバいでしょうね。
コンビニでそっと裏返して成分表を見てみると、思った通り。
小さなメロンパンやデニッシュが、当たり前のように糖質50gとか60gなのです。
絶望。


しばらくはセブンイレブンの豆腐バーやサラダチキンでお腹を満たしていましたが、当然すぐ飽きます。
パンが食べたい!


そこで登場しましたのが、ブランパンと呼ばれるものです。
わたしのお気に入りは、オーマイパンさんの「低糖質ふすま粉パン」

 


こちら、原料は小麦ふすま。
ふすまとは、小麦の胚乳・胚芽を覆っている固い表皮の部分。
小麦ふすまを製粉したふすま粉は、色も薄茶色で、いかにも健康的な雰囲気よ。


胚乳部分を製粉した白い小麦粉と比較すると、食物繊維は16倍、糖質は3分の1とのこと。
オーマイパン「低糖質ふすま粉パン」は、更に甘味料にも工夫があり、一般的なロールパンに比べて糖質が88%もカットされています!
ふすま粉パンについて、くわしくはこちらの記事をどうぞ。

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まさに、救世主現る。
わたしはこの1年、週に5日はオーマイパン「低糖質ふすま粉パン」を食べてきました。
カロリーよりも糖質重視ですので、バターをたっぷり付けたり。
ゆで玉子とマヨネーズのサラダを挟んだり。
スライスチーズとロースハムを挟んだり。


ブランパンに慣れると、普通のロールパンが何だか不自然に甘く感じて食べられなくなります。
菓子パンの類は相変わらず大好きなので、週に1度だけ食べてもいいことにしています。
ここぞとばかりに甘々パンを食べちゃいまーす。


その他、夏は豆腐そうめんにハマり、大量の豚しゃぶを載っけて週3は食べてました。
冬はひたすら鍋料理で満腹に。
鍋は毎回〆にうどんを入れたくなるのを我慢!
ちなみにうどん1玉の糖質はおよそ40gです。
山盛りキャベツと骨付き鶏のポトフも食べ応えあり。
とにかく炭水化物なしの食事で満足出来るよう、タンパク質(お肉・お豆腐)と野菜をたくさん摂りました。


運動は特にしておりません。
糖質カット生活に入る前は、職場のおじさんに教えてもらった「プランク」という体幹を鍛えるトレーニングを実践していました。

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4ヶ月続けて、きもーち腹部が薄くなったかな?
その後健康診断を受けましたが、プランクによって体重が減るということはありませんでした。
わたしの場合、やはり食生活の改善が第一だったようです。


糖質カットを推奨してきましたが、365日、完璧にやる必要はありません。
ていうか、やっちゃダメ。
糖質は、摂りすぎるのも不足するのもカラダにはよくないんですって。
本来なら、成人女性が1日に必要とする糖質量は270g
真面目にカットし続けると、確実に足りなくなります。


糖質が欠乏すると、エネルギー不足で疲れやすくなったり、集中力・思考力が低下したりするのだそうです。
イライラしたり、頭痛や動悸、目のかすみなどを引き起こすこともあるのだとか。

それはそれで、怖いですよね。
気をつけましょうね。


わたしの場合。外食や飲み会にはノーセーブで臨みます!
先日も午前4時の解散前、皆で吉野家の牛丼かっ込みました。
仕事帰りに「疲れたなー。何か甘いもの、チョコでも食べたいなー」と思ったら、迷わず買う。
気分でなく、カラダが欲しているものって、セーブせずに与えた方がいいと思うの。
オレンジジュースが無性に飲みたい時とか。ありますよね。


糖質カットは「決行する」のではなく、「心がける」くらいの意識でいるのがちょうどいい。
家で飲むお酒を、焼酎または糖質0ビールに変えるだけでも、その日の糖質は抑えられます。
無理はせず。ゆるーく続けてみた結果。
2年間停滞していた体重が、この1年で5kg減ってました!


健康診断の最後の診察で、お医者さんからも褒められましたよ。
1年前のわたし。心臓に脂肪がついてた(?)そうですが、それもなくなりましたとのこと。
よくわかりませんが、よかったです。笑
また、血糖値や尿酸値も下がって、余裕で正常の範囲内。
めでたし。


アラフィフのダイエットは、こうして1年くらいかけて自然に減らしていくのがいいかもですね。
短期間で結果を出すより、太らない食生活に慣れていくことが大事です。
朝晩体重計に乗って、一喜一憂するのもおすすめしません。
うちはもう、思い切って体重計をなくしました。
何せ1年でたった5kgですから。
変化のない数字を毎日見せられると、挫けちゃいます。


今、わたしの服のサイズは11~13号
M~Lサイズ
最大15号・LLサイズまで拡大していましたので、小さくなった実感はあります。
7号のスカートがユルユルだったあの頃のわたしには、きっともう戻れないけれど。
せめて9号の女になりたいの。
だから隙だらけの糖質カット生活は、これからも続けていくつもり。
1年後にまた何kgか減ってたらいーなー。くらいの気楽な感じで。


「もっと痩せなきゃ!」と自分を追い込まないことです。
スタートダッシュで少し手応えを感じたら、後はゆっくり。
根詰めた糖質制限を長く続けても、体調を崩すだけで健康によい効果はないそうですよ。
あなたのカラダ、大事にしましょうね。