喋りすぎる猫

【ミドル編】

【BRAVIA】ソニーの有機ELテレビ A90JとA80J どちらがおすすめ??画質と音質を比較!【2021年モデル】

ソニー A90Jとパナソニック JZ2000の比較記事はこちら!
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2022年が明けて4日目。
ネットニュースでBRAVIAのニューモデルに関する情報が舞い込んで来ました。
深夜0時に解禁されたおよそ22分のYouTube動画を、わたしは最後まで観ましたよ。
認知特性プロセッサー「XR」を搭載するプレミアムモデルが、ますますパワーアップして登場するそうです。


液晶テレビには待望のミニLEDを採用し、有機ELテレビはピーク輝度と色域が更に向上するとか。
楽しみですね。
早く実機を見たい!
他メーカーを圧倒するソニーの勇姿が見たい!


でも、その前に。
新モデルがリリースされるということは?
現行モデルがそろそろ処分!

来ました!
買い時!


こちらの記事では、2021年に発売されたソニーの有機ELテレビ、A90JシリーズA80Jシリーズについてわかりやすく説明していきます。
この2機種、最も比較検討されるモデルではないでしょうか。
ランキングを見ると、55インチ・65インチではA80Jが人気のようです。が、果たしてその実力の差は?


悩んでる方、参考にして頂けると嬉しいです。
また、ゴリゴリのソニー推しの内容になっていますので、「本当にソニーの有機でいいのかな…」と迷ってらっしゃる方にもオススメです!

では、テレビ売り場へGO!




ソニーは音響メーカーです。本気モデルは当然音が違う!


ソニーのカタログを開いて、ラインナップを見てみましょう。
A90JとA80Jの差異、分かりにくい。
さらっと目を通しただけだと、大体の人が「同じやん!」って言いますね。
でも、よーく見て。


まず気づくのが、スピーカー出力の違い。
【映像と音の一体感】のところですね。
A90Jは実用最大出力60w、A80Jは30wとなっています。
※XRJ-77A80Jのみ 50w


余談ですが。
60wだと、パナソニックのJZ2000シリーズの125w(15w×7/20w)と比べて一見劣っているように思えるでしょ。
ご心配なく。
ソニーの有機ELはテレビ用に最適化されたデジタルアンプ(増幅器)を搭載しています。
ただのテレビスピーカーではないのです。

疑ってる人は、両メーカーを同じ音量で聴き比べてみて下さい。
ボリューム、音のクリアさ、立体感。負けてないですよ。


BRAVIAのスピーカーはかなりガチめ。結構いじれます。
これは液晶テレビも同じ。
遠慮なく店頭で試してみてね!


設定

音質設定

・イコライザー
・サラウンド効果
・ボイスズーム または ダイアログエンハンサー



A90JとA80Jの比較に戻ります。
「なーんだ。ワット数違うだけじゃん」と思うことなかれ。


ソニーの有機ELテレビのスピーカーといえば、ソニー独自の音響技術「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」
アクチュエーターという、エネルギーを物理運動に変換する仕組みを応用しています。
これにより、画面そのものを振動させて音を出すという、斬新なスタイルが完成しました。
ソニーのいうところの「画音一体」
映画館と同じですね。


この「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」は、実用最大出力は違えどA90JもA80Jも同じ。
画面からガンガン音が出ます。
異なるのは、サブウーファーの設置のされ方。


A90Jの方は、サブウーファーが2基、テレビ本体の背面で響くように作られています。
アクチュエーター2基(20w+20w)・サブウーファー2基(10w+10w)の2.2ch


サブウーファーを2基に分けているのは、
ボディを薄く仕上げるためだったりします。
壁掛け設置にした時に、よりスリムな方がカッコイイでしょ。


アクチュエーターの振動は画面から、低音はちゃんと背面のサブウーファーから。それぞれ耳に届くようになっています。
シアターシステムで、サブウーファー別置きのイメージですね。


一方A80Jは、サブウーファーもこっち向いてます。
つまり、低音も高音も、すべての音が一緒くたに画面から出ちゃうということです。

A80Jの実用最大出力は、A90Jの半分の30w
アクチュエーター2基(10w+10w)とサブウーファー1基(10w)の2.1chです。


ぜんぶ前向きなのは、出力が小さいのを補うためでしょうね。
ワンボディで2.1chのバースピーカーを想像して頂くと、分かりやすいでしょう。


この差は、実際に聴いてみるとよく分かりますよ。
比較するコンテンツとしては、YouTubeでアクション映画の予告編なんかを再生してみるといいです。
本編の見せどころ満載の予告編は、音の情報量も多めで比較に適しています。
ドルビーアトモスの音源があれば尚更結構。


では、先にA80Jで聴いてみましょう。
音量は周りを気にせず、よく聴こえるところまで上げちゃって下さいね。
「画面が振動してる!」
「画面から音が出てる!」

もうそれだけで、感動!満足!という人もいるでしょう。
この時点で、他メーカーのモデルをあっさり凌駕してしまいますからね。


パナソニックのJZ2000だけでなく、他メーカーの高音質モデル(レグザのX9400やシャープの有機EL、量子ドット液晶など)とも是非聴き比べてみて下さい。


30wとは思えない迫力と、今までのテレビではなかなか実現しなかった、人の声の聴き取りやすさ。
素晴らしいですね。
A80Jで、いいっちゃいいんですよ。
分かります。
でもね。まあ、A90Jの方でも同じコンテンツを試してみて下さい。
どうでしょう?
「音の立体感」という、ものすごく曖昧なものの正体が、ちょっと見えた気がしません?


サブウーファーが独立しているA90Jは、認知特性プロセッサー「XR」による立体音響を、より効果的に仕上げています。
複数の音源を個別に捉え、それぞれの距離感から空間の広がりまで。
今までにないリアルさで伝えてこようとします。


目の前でスピーカーが鳴っているのを、こちら側で聴いているのではなく。
自分もあちら側へ。
映画の登場人物が聴いている音を、そのまま自分の耳で感じるという没入体験。
ソニーならではの徹底したこだわりを感じます!


立体音響って、結局こういうことですよね。
A90Jの「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」は、スピーカーが上を向いてなくても、ヘリコプターのプロペラ音はちゃんと頭上で鳴っているように聴こえるのです。


A80Jは、「XR」が頑張って処理した立体音響を、全力で出し切れないところが減点ポイント。
サブウーファーの実用最大出力がA90Jの半分であり、しかもアクチュエーターの振動と一緒に画面から出てきちゃうので、音量を上げるとなんかガチャガチャしてきます。
A90Jと比べると、音がこもって聴こえるという人もいます。
そのため、A90Jの説明で述べたような「没入感」は半減してしまうものの、シンプルにテレビスピーカーとしては、かなり優秀ですよ。


A90JとA80Jのそれぞれのスピーカー。
わたしが評価するなら、こうかなー。

A90Jシリーズ ☆☆☆☆
(低音がも少しほしい!惜しい!)

A80Jシリーズ ☆☆☆
(ボリュームを上げると音の情報量が飽和してしまうのか、うるさく感じてしまうのが残念。視聴距離近め推奨)

改めて見ると分かってしまう、画質の違い


BRAVIAのラインナップ、再び。
A90JシリーズとA80Jシリーズ、スピーカーの違いはよーく分かりましたが。
他は??
どーこだ。


【高コントラスト】の項目に注目です。
A90Jは【XR OLED コントラスト プロ】A80Jは【XR OLED コントラスト】となっていますよ。
プロです、プロ!


「またまた〜。どうせビミョーな差なんでしょ?普通に見比べたくらいじゃ、分かんないでしょ?」
というご意見は多いかと存じます。
ごもっともです。
有機ELってだけで、猛烈にキレイですものね。
しかし、やはり違いはあるのです。


一言で言いますと。
A90Jの方が、ピーク輝度がより高く、黒がより黒い。そのため、色域も広い。
ホントです。
店頭でじっくり確認してみてね。


黒は、すぐ分かりそう。
黒いだけなら、ぶっちゃけA80Jよりも、シャープのミニLED搭載 量子ドット液晶テレビの方が黒いでしょう。
AQUOSのN-Blackパネル、強いです。
黒いだけならね!



ピーク輝度に関しては、何をどこまで「ピーク」として表現するかによるのですが。
「白っぽい部分=(多分)明るい、光ってる」
こういう単純な解析でむやみに輝度を上げないのが、ソニーの認知特性プロセッサー「XR」です。


だって実際、その辺に積もってる雪が、目が眩むほど白いですか?
ただの白猫が、神のごとく輝いてます?
民家の薄汚れた壁が、あんなに清らかな白い光を放つでしょうか?


「XR」は、わたし達が肉眼で見ているこの世界を、そのまんま忠実に画面に再現しようとしています。
平面に積もった雪の白にも陰影があり、猫はそれぞれ毛並みにクセを持ち、雨風にさらされ続けた外壁は、それなりに味わい深い色合いに変化しています。
それらがちゃんと見えるのが「XR」


ソニーの有機ELテレビに、他メーカーの有機ELテレビに見られるような派手な明るさはありません。
「明るいが正義」だった従来のテレビとは、もはや別モノであることをご承知下さいませ。


勿論、本当に煌々と光り輝いていたり、眩しく反射しているのであれば、そのように表現しますよ。
その時の輝度が、A80JよりもA90Jの方が高い。
対比となる黒が深い。


A90Jは更に、今まで当たり前だった「とにかく白を突き上げて明るさを表現する」という技法からも卒業。
白だけでなく、ちゃんとRBG(赤青緑の3原色)の要素も乗っけて、より人間の目が捉えている明るさに近づけています。


そのため、これみよがしの極端な明るさは抑えられ、自然な光のグラデーションが生まれます。
わたし達はその映像を見て、被写体にどこから光が差しているのかまで、感じ取ることが出来るのです。


ピーク輝度から真っ黒までの範囲が広い分、当然色の階調も大きく伸びます。
コントラストの低いA80Jの方が、こってり濃いめの色に見えるのは、この階調が圧縮されているから。
いわゆるベタ塗りにちょい近づいてますね。


これは他メーカーのテレビにも言えることですが、こってり濃いめ=鮮やか、ではないですからね。ご注意を。
A90Jは、たまーにですが、「色が薄い?」という印象を持たれることがあります。
でもそれって、決して発色が控え目ってわけじゃないんですよ。
盛ってないだけ!


例えば、満開の桜を写生をするとします。
桜の花びらを真っピンクに塗りつぶすのは容易でも、あの繊細なグラデーションをそっくり写し取るとなると、相当の技術を要するでしょう。


桜の花びらがメインとなる絵なら、ピントも合ってないと駄目ですね。
淡い、消えそうなピンクです。
あの儚い雰囲気をそのままに、いかにくっきりと風景の中で際立たせるか。
難しそうでしょう?
「XR」は、この難しさに挑んでいます。


「XR」が目指す鮮やかさとは、リアルであること。
リアルを追求するために、「XR」は超働いてます。
超解像技術による解像度のアップコンバートは当たり前。
被写体ごとに最適な処理を施すという細かいシゴトも、瞬時にやってのけます。


ちなみに被写体ごととは。
その言葉通り。
山は山、人は人、家は家。
映像の中のあらゆるものを、それぞれ別々の被写体として捉えて解析しているのです。


遠くの山の稜線や町並みまで、はっきりくっきり、クリアに映ってるでしょ?
これ、色が濃いとか明るいとかじゃないんです。
わたし達が実際にその風景を見た時と同じように、ちゃんとテレビでも見えてるってことなんです。


そして、人間の目がどこに焦点を合わせているかまでを計算して、その部分の精度を上げる。
まさに、人の脳のように映像を認識して、画作り(えづくり)をしているんですね。

そういう意味でのリアルですから、他メーカーはなかなか勝てないと思いますよ。
A90Jは、「XR」の作り出すリアルを、より正確に画面に映し出しているのです。



では改めて、A90JとA80Jの画質を比較してみましょう。
認知特性プロセッサー「XR」により、どちらもソニーらしい高画質。
スピーカーの章でも言いましたが、A80Jでいいっちゃいいんですよ。


でも、出来るだけたくさんのシーンを見比べて下さい。
地上波でも、BSでも。
音の比較と同じで、情報量が多い映像ほど分かりやすいですよ。


やはり、「XR OLED コントラスト プロ」が効いてますね。
A90Jは、ピーク輝度から黒までのコントラストが、大胆かつデリケート。
4色(WRBG)で表現される輝度が、未だかつてないほど美しい。


超解像 × 高コントラスト × 高色域
すべてが生かされていて、最強ですね。
曖昧な部分がなく、細部まできっちり描き切っています。
被写体それぞれが、本来持っているディテールそのままに、テレビ画面の中に存在しているという驚き!
手が届いてしまいそうなリアル!
いえ、大袈裟じゃないです。
大丈夫です。


テレビの画質は、売り場に展示されたたくさんのモデルを見比べて判断することが多いですよね。
ですから、どうしても分かりやすい明るさや、色の濃さに魅力を感じてしまいがち。
暖色系のカラーが不自然に強調された映像を見て、「鮮やか」と言ってしまったりします。


次回テレビ売り場に足をお運びの際には、本当の意味での「リアル」を意識して、各モデルの画質をチェックしてみて下さい。
A90Jシリーズの完成度の高さが、きっとお分かり頂けるはずですよ。


では、僭越ながら。A90JシリーズとA80Jシリーズの画質を評価!

A90Jシリーズ ☆☆☆☆+0.5 (4.5)
(トリルミナスディスプレイ搭載以降、青が強い。かなり調整されたようだけど、まだ強い。でもそれ以外はほぼ完璧では?これを超えてくるというニューモデル、おそるべし!)

A80Jシリーズ ☆☆☆
(明暗のコントラストと色域の広がりが狭いため、ハッとするような鮮明さに欠ける。人の肌色がほのかに黄色より)

まとめ


画質、音質ともにA90Jシリーズが大変優れております。
これは絶対です。
A90Jシリーズのみ、放熱用のアルミシートを忍ばせたりもしていますし。
これは焼き付き防止にもなっています。


ただ、価格差!
これですよ。
量販店によっては、同じインチで10万くらい差がありますよね。
10万差となると、どんなにA90Jが最高でもさすがに考えます。
それが普通です。


だから、いいんですよ。A80Jでも。
同じ価格帯、つまり各メーカーの安い方の有機ELモデルの中では、抜群にいいはずですから。
「XR」は同じなんですもの。
「アコースティックサーフェス」で画面から音出るし。
A90Jには勝てないってだけで、他メーカーとはじゅうぶんに戦えるモデルなのです。


わたしもエラソーにA80Jは星3つとか言ってますが、あくまでもA90Jシリーズと比較した時の評価ですから。
これが、「20万前後で購入出来る55インチの有機ELテレビ対決」であれば、迷うことなく星5つ付けてますよ。


では、まとめのまとめ。

画質・音質重視なら A90Jシリーズ
コスパ重視なら A80Jシリーズ

結局どちらもオススメ!
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