え、このわたしがあと◯年で還暦!?

わたしはわたし。今日もご機嫌さーん。

メルカリ歴8年の出品者が教える、ハンドメイドで稼ぐコツ【布小物・バッグ編】

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わたしは普段、派遣販売員として働いています。
サビ残ないし有給使えるし、時給もそれなりによいのですが、ボーナスがない!
今さら正規雇用目指して就活する気もないので、お金を増やすには副業か投資ということになります。


投資は、ながーい目で見て「つみたてNISA」を始めてみました。
先立つものが不安定な身の上なので、年間40万の枠はまだまだ空いてまーす。


で、副業ですが、こちらはもう外に出たくない。
在宅希望。
出勤前に2時間だけコンビニでバイトするとか、ファミレスの深夜シフトに入るとかじゃなくて。
おうちにいながら、お金を稼ぎたい。
自分の気が向いた時に、空き時間に、元気な時に、自分の得意なことをお金に換えたい。


行き着いたのが、ハンドメイド作品の販売。
わたしは2013年から【メルカリ】→【ミンネ】【クリーマ】→【メルカリ】と渡り歩いてきましたが、今はメルカリ1本にしぼっています。
ashitatenkininaare.com


時間をやりくりしながら、天然石を使ったハンドメイドアクセサリーを出品して、生活費の一部を稼ぎ出しています。
ゆとり費に出来ないのが悲しいですが、大いに助かっていることは確か。


アクセサリーの前は、バッグやポーチなどの布小物を出品していました。
ミシンは大好きなので、本当は今でもやりたいのですが、時間的余裕と体力がなくお休みしています。


せっかく腕があるのに売れない人、もったいないです。
これから始める人、ひとりでトンチンカンな方向に行かないで。
メルカリで売れるには、コツがあるのです。


わたしがこの8年間で、実践しながら学んだことをまとめてみました。
あくまでもわたしのやり方ですので、合わない方はごめんなさい。
考え方のひとつして、参考にして頂けると嬉しいです。

「ショップ」と呼んでもらえる出品ページにする


メルカリは、本来は不用品を売買するフリマアプリ。
ハンドメイドショップを開店するためのサービスではありません。
ハンドメイドショップは、自分で名乗るしかないのです。


ミンネやクリーマのように、サイト自体がハンドメイド専門のマーケットであれば、最初からハンドメイド好きの人が見に来てくれるでしょう。
作家さんにファンもつきやすいです。


それがメルカリでは、ハンドメイドはたくさんあるカテゴリーの1つに過ぎず、その中でも主力とは言い難い。
でも逆に考えると、ハンドメイド目当てではない層からの流入も見込めるのが、強みでもあります。


メルカリのタイムラインは、まさに海の如し。
ありとあらゆるものが、泡(あぶく)のように無限に湧いてはどこかに流れていきます。
その海を回遊中のユーザーが、ハンドメイドのピアスやバッグに目をとめないとも限らない。
興味を持てば、そのまま出品者のページへ飛んで行くかもしれません。


その時に、いかにハンドメイドショップ然としているかが大事です。
ここは「専門店」であると、瞬時に分かるようにしておくことです。
不用品を並べたお店の隅に、ハンドメイドのベビースタイをちょこんと置いても「不用品」にしか見えません。


現在、メルカリのデザインは極めてシンプル。
白背景に枠線もほとんどなく、ミニマルな印象です。
ミンネやクリーマも、今は同じような感じですね。
ショップのイメージは、プロフィール画像と出品アイテムの画像で操作することになります。


ショップっぽくするために、品揃えは絶対におろそかにしてはいけません。
とりあえず6個くらいアイテムがあれば、見栄えも悪くないでしょうが、出来たら9個欲しいです。
ぱっとページを開いた時に、9個まで表示されるので。


たまに見かけるのが、ハンドメイドの何かがぽつんと1つだけ置かれている状況。
評価も0
あるいは購入者としての評価が数件のみ。
これまだ「準備中」でしょ。
開店しちゃだめです。
実店舗でも同じ。
がらんとした店内に何か1個だけ置いてあっても、こわくて入れないですよね。


最初からお店らしく構えて、既成作家の雰囲気を出すのもテクニックです。
「初心者です」なんて言わなくていい。ていうか、言っちゃだめ。


「メルカリでは新参だけど、きっとよそでは売れてるんだろうな」
そう勘違いしてもらえたら、最高です笑


わたしの出品ページは、購入者さんからたまに「ショップ」と呼ばれることがあります。
「○○さんのショップ、また見に行きますね^^*」とか。
「ショップを見て何を買うか悩み中です♡」
とか。


カテゴリーをしぼってアイテムを充実させると、それだけでショップに見えるのです。
ミンネの「ギャラリー」と比べても、遜色ないページが出来ますよ。
あとは中味で勝負です!

商品画像にも最大限の神経を注ぐ


よく言われていることですが、写真!
めっちゃ大事です。


本やDVD、電子機器なら、多少画像がアレでも「新品、未使用」というだけで売れますが、ハンドメイド作品はそうはいきません。
商品画像は、アイキャッチ画像。
あなたの作品への入口は、ここです。
せっかく「リバティ 手提げバッグ」で検索されても、リバティのイメージと著しく異なる写真が表にあると開かれません。


また、作り手としてのイメージも、この画像から勝手に想像されてしまいます。
せっかくのリバティの手提げバッグを、リビングのドアノブに引っ掛けて撮影するなんてとんでもないこと。
形状が分かればよい、というものではないのです。
そんな画像をアップしてしまうと、「家事の片手間に作って売っている人」に見えてしまいます。


家事の片手間にハンドメイド作品を販売するのが、悪いのではない。
それが透けて見えるのが、よくないのです。
「主婦のお小遣い稼ぎ」が前面に出てしまうと、言葉は悪いけど、ナメられる。


家族の手垢にまみれたドアノブに、ひょいと引っ掛けられた手作りのバッグ。
そこに作り手の美意識が感じられるでしょうか?
せいぜい、「リバティ使ってるし、安かったら買おうかな」くらいの購買欲しか得ることが出来ません。


とても単純なことですが、「高くてもほしい」と思われないと、稼げません。
自分なら、どんなアプローチがあれば、少々高くても欲しくなるかな?
購入者目線で、真剣に考えてみる。
画像がいかに大切か、改めて分かるはずです。
セレクトショップの店長になったつもりで、自分の出品ページを作っていきましょう。


購入者が嫌うのは、写真からにじみ出る生活感。
新品なのになぜか漂う使用感。
値段の割に安っぽい感じ。
髪の毛やゴミが写りこんで、不潔な感じがする、または加工されすぎ…など。
すべて、細心の注意を払えば改められることです。


やみくもに撮影する前に、自分のスタイルを決めておくのがよいですね。
ミンネやクリーマの作家さんをお手本にしたり、ファッション雑誌を参考にしたり。
インスタグラムの投稿にも、素敵な写真がいっぱいありますよ。


多くの売れっ子作家さんが、午前中、自然光のもとで撮影することを推奨しています。
室内灯はオフ。
素材感や色、明暗のコントラストが美しくナチュラルに表現されますので、本当におすすめ。
やったことがない人は、是非試してみてね。


どんなに素晴らしく出来上がった作品でも、夜中に室内灯にギラギラ照らされながら急いで撮った写真では、魅力か半減します。
完成したらすぐに出品したい気持ちは分かりますが、グッと堪えて。朝を待ちましょう。


流れていくタイムラインのどこかで誰かの目にとまり、ページを開かせ、更に出品一覧ページまで連れてくる。
その力を持っているのは、写真です。
明るくてキレイな写真が並び、ハンドメイドに特化した出品ページであることが分かれば、購入者は「ハンドメイドショップ」として見てくれます。


また購入者は、「素敵なハンドメイド作家さんから買いたい」という希望も持っています。
普通のオバサンが作ったものを、高いお金を払って買うのはイヤ。
実際には普通のオバサンであってもぜんぜんいいのですが、ちょっとした演出で「素敵なハンドメイド作家さん」は作れるのです。

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お茶の間のテーブルでテレビを見ながら制作していたとしても、それを正直に言う必要はありません。
アトリエの大きな作業台で、おしゃれな音楽を聴きながら作っていることにした方が、購入者の理想に近づくことが出来ます。
サービスの一環ととらえて、堂々とカッコつければよいのです。


たとえお茶の間のテーブルの上であっても、写真の切り取り方や工夫次第でアトリエっぽく見せることは可能です。
可愛らしいピンクッションやアンティーク風の糸切りばさみなどの小物を仕込み、写真に写りこませる。
決して布巾や湯のみの気配を悟られてはいけません。


真面目に一生懸命作れば売れるというものではないのです。
ネットでものを売るのは、画面上の情報がすべて。
作品を手に取って見てもらうことは出来ません。
でもそれを不便と思わず、利用出来る人が勝ち。
ハンドメイドの腕と同じくらい、写真の腕も磨くことをおすすめします。

商用利用可のブランド生地を使ってみる


これは手っ取り早いですね。
初心者さんにも上級者さんにもおすすめです。
メリットとしては、次の2つ。

・値段を高く設定出来る
・生地のブランド名で検索してもらえる


先に厳しいことを言いますが、わたし達の作るものはしょせん素人のハンドメイド。
このことを念頭に置きましょう。
どんなに出来がよくても。
自慢のオリジナル作品でも。
メルカリが特別扱いしてくれない限り、すべて一括りに素人のハンドメイドと呼ばれます。
ついでに、「手作りは市販品より安い」と思われがちです。


例えばバッグ。
カテゴリーを ハンドメイド>ファッション/小物>バッグ(女性用)にしぼって見てみると、値段が安いことに驚かされます。
しっかり丁寧に作られたトートバッグが、送料込みで1,500円前後。
材料費をいくら抑えても、手間と時間は確実にかかっているのに。


1,500円で販売すると、手数料が10%なので150円引かれます。
送料込みなので、送料も差し引かれます。
らくらくメルカリ便なら175円~380円、ゆうゆうメルカリ便なら200円~375円かかります。
嵩張って大きくなると700円。
更に材料費を差し引いていくと、儲けなどすずめの涙。
(2021年6月)
https://www.mercari.com/jp/rakuraku-mercari/
https://www.mercari.com/jp/yuyu-mercari/


お古の子供服ならぎゅうぎゅうに圧縮して送っても、洗濯すれば問題なしですが、バッグはそこまで出来ません。
多少の折りジワは許してもらえますが、復元不可になるほどぺったんこにしてしまうのはNG
作った本人も嫌でしょう。


だからといって、相場を大きく上回る値段を付けたところでやっぱり売れないのです。
同じようなものが、もっと安く出品されていますから。
それならと、1円でも多く利益を出すためにより安い布を探してしまう人がいますが、それはよい解決案ではありません。


なぜ高いと売れないのか、考えてみましょう。
答えは簡単。
さっきも言ったように、素人の手作りだからです。
購入者はそう思っているのです。
普通のオバサンがそこらの布で作った手提げバッグの値段は、1,500円なのです。


作品の値段を上げる材料としては、「人気」が一番効果があります。
「この作家さんはすごい人気で、注文してから1ヶ月待ち」
そういう触れ込みがあると、高くても欲しくなってしまうもの。
でも今この記事を読んでいる人は、まだ人気作家には程遠い状態と思われます。


自分自身が無名なのは自覚がありますよね。
これはどうしようもありません。
では、使う布を変えてみるのはどうでしょう。
ブランド名で検索にヒットするような布。
作品タイトルにそのブランド名を入れると、高級感が出る布。


「ブランド生地」で検索してみて下さい。
自分の作品のテイストに合うもの、合ってなくても使ってみたいもの、色々あるはず。
そして、気づく。
高!
「でも、自分用にほしいな」と思ったあなた。
その感覚、大事よ。
あなたがほしいと思ったものは、他の人もほしいと思う可能性が高い。
その布で作ったバッグが、求められているのです。


ブランド生地で作られたバッグには、需要があります。
需要があるものは、値段を吊り上げても売れる。


今までは「素人のハンドメイドだもの、500円くらい儲かったらいいや」なんて弱気でしたよね。
手間と時間をかけて、たったの500円。
ゼロよりはプラスではありますが、全く割に合わない。


ブランド生地の力を借りましょう。
実績のない初心者さんだからこそ。
縫い合わせてひっくり返すだけの簡単なミニトートバッグ(ランチバッグ)が、リバティを使えば3,000円でも売れるのです。


表布の大半にリバティを使い、内布、持ち手に安価な綿麻生地を使えば、材料費は1,000円もかかりません。
ネコポスのサイズに収まるので、175円で発送出来ます。
1,500円以上は利益が出そうでしょ。
同じ時間、同じ手間でも、素材を変えるだけで3倍稼げるということです。


ただし、ちゃんと調べて「商用利用可」のものを使うこと!
マリメッコ使ってる人多いですが、本当は駄目なんですよ〜。

リバティを扱ってるショップはこちら↓


ハンドメイド作品であることを明記することで、商用利用が認められています。


北欧テイストのかわいいプリント生地ならこちら↓


デコレクションズの生地を使っていることを明記することで、商用利用が認められています。

量産体制を整える


趣味で作るのであれば、手順のひとつひとつを楽しみながら、のんびり進めていけばよいでしょう。
でも利益を出すとなると、時間と手間は出来るだけ短縮すべきです。


これから何十個、何百個と作っていくのですから、1個を完成させるのに何時間もかけてはいられません。
1個作って、ほっと一息。ついてる場合ではない!


好きで作っていても、苦手な作業やめんどくさいと思うことはどうしてもありますよね。
そういうのは、まとめて済ませておくと仕事がはかどります。


工場の流れ作業をすべて1人で行うわけですから、行ったり来たりじゃ非効率。
期限と計画数を決め、それに従って工程ごとにまとめて準備していくのが賢いです。


先ほどの簡単ミニトートバッグの手順だと、まず布を水通しして整えるところから。
これは時間がかかるので、1日水通しの日を設けて地道にやります。


生地が整ったら、本体の表布と内布を裁断して、接着芯を貼る作業。
計画数通り、欠品のないよう揃えます。


持ち手とポケットも、先に用意しておくとスムーズです。

【布が無駄にならないよう場所を選んで裁断】→【ちまちまと接着芯を貼って】→【アイロンで形を作って】→【ミシンをかける】

この工程が作業の途中にあると、案外時間を取られますよね。
ハギレの始末も兼ねて、計画数分を先に作っておくのがベスト。


すべてのパーツが揃ったら、やっと縫い合わせていきます。
どんどん縫って、ひっくり返して、返し口を閉じていきましょう〜。
ポンポン仕上がっていくので、気持ちいいですよ。

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これからメルカリでお店を開く人、とりあえず6~9個作ってみては?
1個作って1個出品、なんてやり方はナンセンス。
前の章でも言いましたが、既存のお店感。これがあると、購入者の迷いも減少されますよ。

まとめ


要するに、「高く見えるものは、高く売れる」
これに尽きるでしょう。


ブランド生地は必ずしも使わなくていいですが、高見えする素材を探す努力は必要です。
フレンチリネン、先染めリネン、帆布、ビンテージ、USAコットンなど、それっぽいキーワードを含ませるだけで印象はずいぶん変わります。
流行りのテイストを取り入れるのも効果的。
例えば北欧プリントは、今も昔も根強い人気がありますね。


フリマアプリでハンドメイドを販売するには、それなりの演出が必要ということを一貫してお話してきました。
出品ページをショップ風に構え、写真に気を使い、ハンドメイド作家としての顔をちらりと見せる。
購入者に、「ハンドメイド作家さんのショップで買った」と思わせることが出来たら成功です。


SNSは人によって向き不向きがありますので、どちらとも言えませんが、それにばっかり時間を取られ過ぎるようなら、やめた方がいいです。
同業者と頻繁にやりとりしても、儲かりませんよ。
「ハンドメイドを楽しむ」ではなく「ハンドメイドで稼ぐ」ですので、向き合うのはお客さん。
それをを忘れてはいけません。


大切な時間を、たった数百円の利益と引き換えにしてしまわないように。
メルカリで出品することの利点を最大限に活かして、人気ショップを目指しましょう!

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