喋りすぎる猫

【ミドル編】

ヘタるのはお約束の低反発・高反発ウレタンマットレス。処分はどうする?

ワンルームに暮らしていた頃、低・高反発2層構造になったマットレスを使っていました。
ベッドフレームは買わず、フローリングの床に直置き。
セミダブルサイズで1万円台前半でしたので、今使っているポケットコイルのマットレスの半額以下。
じわ〜…と沈み込む心地良さが、最高でした。
ただし、ヘタる!


ある日、マットレスにふと目をやると、中央あたりに不思議な陰りを発見。
光の加減かな?
近づいて確かめてみると、凹んでました。
なるほど。
最近じわ〜…が以前ほどじゃないなと感じていましたが。わたしが慣れたんじゃなくて、実際にヘタってたのか。


そういえば、低反発の枕も長持ちしなかった。
枕は元々薄いからだと思ってましたが、セミダブルの分厚いマットレスもヘタるのね。
わたしは1年未満でじわ〜…がほぼなくなりました。
まあ、お値段なりですよね。


その後しばらくして、ポケットコイルのマットレスに買い換えたのですが、困ったのは凹みマットレスの処分。
業者さんにお願いすると、10,000~15,000円が相場のようです。



下手すりゃマットレスよりお高いわ!
自治体で粗大ゴミとして引き取ってもらえば2,000円程度らしいですが、収集所へ運び出せる自信がない。ていうか、なんかめんどくさい。
誰かに車出してもらうのもめんどくさい。


そこでです。
このマットレスが、ウレタン製であることに目をつけました。
調べてみると、ウレタン素材は「燃えるゴミ」として処理出来るとのこと。
一般可燃物として家庭ゴミで出してもよいとされているようです。
ただし、そのままだと「粗大ゴミ」
「燃えるゴミ」として捨てるには、加工が必要です。


わたしはセミダブルのマットレスを玄関ドアから引きずり出し、廊下の壁に立てかけました。
これだけでもかなり大変。
うちに来た時には、小さく圧縮されてましたから。運ぶ大変さなど想像もしていませんでした。
楽天市場の商品概要を見てみると、重量は約11.5kgとなってましたけど。
ほんとかしら。


その晩から3日かけて、カッターナイフでマットレスを切り刻み続けました。
2月の寒い時期でした。
仕事があるので、昼間は作業出来ません。
室内にスペースがあるなら、室内で行える作業ですが、小さなワンルームでしたから。


やってみると、サクサクが刃(は)が入っていく感触がなかなか気持ちいい。
刃渡りがもっと長ければ、もっと効率よかったでしょうね。
しかしカッターナイフとは、そういうものではないのです。
刃先をちょこっと出して、使うものです。
サクッと切り込みを入れて、そこから手で裂く。という作業を繰り返しました。


ぬりかべの様だったマットレスが、跡形もなくなった時。
深い感慨を覚えました。
45ℓのゴミ袋、何枚分だったでしょうか。
20枚くらいは使った気がします。
複数回に分けて、燃えるゴミの日に出しました。


この件でわたしが学んだこと。

・低反発、高反発のウレタンマットレスの寝心地は長続きしない。

・不要になったウレタンマットレスは、頑張ってカッターナイフで切り刻めば「燃えるゴミ」として捨てることが出来る。

非常にアホらしい結果であります。笑


安価なウレタンマットレスの購入を検討中の方。
お安いとはいえ、しっかりと厚みのあるものなら1万円はオーバーしますよね。
なかなか買い換えるものではないと思うので、ここはもう1万か2万出して、ポケットコイルや高密度スプリングのマットレスを買われることをオススメします。
本当よ。


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