喋りすぎる猫

【ミドル編】

【寒波到来】猫部屋にコタツを設置!…のつもりが、テント張っちゃいました。

クリスマスも近づき、やっと冬らしい寒さになって来ました。
わたしは夏場の冷房はガンガンに効かせますが、暖房は入れない派。
冬は、炬燵!
作業部屋の足元にはセラミックヒーターを置いてますけど、あれもあっという間に部屋中もわーっと暖かくなるので苦手。
点けたり消したり点けたり消したり…を延々と繰り返してます。


わたしは寒さに震えながらも、冬の冷たい空気を味わうのが好きなの。
清少納言さんも「枕草子」でおっしゃってるでしょ。「冬はつとめて」って。
冬のさむーい早朝に趣がある、という意味です。
わかるわー。



寒波は、猫部屋にもやって来ます。
換気のため、サッシ上部の小窓を常に半分開けているので、冷気は容赦なく流れ込みます。
「3匹でダンゴになってりゃあったかいだろ」と思っていたのですが。
そうでもないらしく。
特にいちばん年長者であるミエル氏は辛抱たまらんようで、悲しげな声で訴えるように鳴き続けます。
猫部屋のドアを開けてやると、足早に出て来て、どうやら我々の炬燵に入りたい様子。
ミエルも太郎も、猫部屋に移る前はおコタ大好きでしたから。
覚えてるんでしょうね。


こまめにお掃除出来る人は、入れてやればいいと思いますよ。
猫と炬燵。日本の冬の風物詩ですものね。
しかしわたしは、きっぱりと申し上げますが、お掃除めんどくさいです。
寒い冬。尚更動きたくありません。


これから猫飼おうかなーと検討中の方、猫の抜け毛を侮ってはいけませんよ。
強力粘着タイプのコロコロを絶えずかけていても、すべて除去するのは不可能。
細くてふわーっとしたヤツらの毛は、少しずつ少しずつ、こたつ布団や衣類の繊維に織り込まれていくのです。


そういうこともあって、うちは猫部屋を設けたのであります。
賃貸の狭い間取りの中で、人間の居住空間が圧迫されようとも。
南向きのベランダに面した6畳間の1つを、猫連に明け渡したのです。


その部屋が寒い、何とかしろや、と。
不満の声が上がりました。
昨年は身を寄せ合って、見事越冬を果たしたミエルと太郎なのに。
今年は耐えられないんですって。
2ヶ月前に新しく入居してきた、まだ小さいモモちゃんに配慮してのことでしょうか。
(絶対にチガウ)

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エアコンはあるんですよ。
でも、それを使っちゃ負けでしょ。
電気代の問題ではありません。
快適過ぎるのは、猫にとって毒であるとわたしは考えるのです。
日本には四季があり、その時々の過ごし方というものがある。
暑い夏も、彼らは自然の風と扇風機で乗り切りました。
冬も頑張れ、猫!


しかし、猫部屋でしばらく過ごしてみると、確かに寒い。
厚着でいても、底冷えがします。
ネットでちらっと調べてみても、「今年は平年より寒い」らしいですね。


よし。
じゃあ、かあさんが、君たちのために炬燵を作ってやろうじゃないか。
となったわけです。
炬燵までならOKでしょう。


人間用の小さい炬燵を買ってやることも考えましたが、小さいといっても70 × 70はあるため、スペース的にちょっと厳しい。
高さ118 × 横幅100のキャットタワーを片付けてしまえば置けそうですが、片付けたくありません。


猫用コタツというものもあり、実は以前から気になっていました。
評価を見てみると、概ね良いのですが、元々暖かい部屋に設置するのが前提のようです。
そのため、純粋にコタツだけだとちっともあったかくないらしい。
ダメだ。
うちの猫部屋では使えない。


次に考えたのは、小さな折りたたみテーブルの天板の裏に、ピタッと貼るタイプの薄型のヒーター(デスクヒーター)を取り付けて、炬燵っぽくしてみること。
しかし小さな折りたたみテーブルは高さがなく、猫とヒーターの距離が近すぎて危険です。


悩んだ結果。
ペット用のホットカーペットを購入。
周りをダイソーのワイヤーネットで囲み、毛布をかけてみました。
ワイヤーネットは、結束バンドで接ぎ合わせましたよ。
初めてやってみましたが、結構しっかり固定出来るもんですね。


毛布はハーフサイズのものを、デイリーファッション「パレット」にて購入。
ズレないように洗濯バサミでつまんであります。
これでカーペットだけより、保温効果ありそうでしょ。
中に入れるっていうのも、猫的にGoodなはず。
さあ、暖まれ。


もはや炬燵ではなく、テント。
画像をアップするのもお恥ずかしいですが。
これ、諸々でおよそ9,000円かかってるんですよ!
エアコンのボタンをピッとする方が、手間もお金もかからないでしょうね。
でも、これでいいのです。
冬は寒い。
それをちゃんと体験させたい。
かあさん手作りの炬燵テントが、3匹が集まるあったかい場所であればよい。


猫達は早速「どれどれ」って感じで足を踏み入れ。
そのまま香箱座り。
あったかいの、分かるんですね。

キャットタワーを組み立てた時には警戒して、馴染むのに数日かかったのですが、ぬくぬくテントには即適応。
余程寒かったのでしょうか。
気づかなくてゴメンよー。


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