毎晩Huluで「じゃりン子チエ」を2話ずつ観ています。
これが楽しくて!
あと24話、2週間足らずで終わってしまうなんてとてもさみしい。
Wikipediaによると、主人公のチエちゃんは1968年生まれの永遠の小5。
生年月日的にはわたしの5つ歳上ということになるのですが、わたしの人生はループしないのでどんどん差は開いていきます。
チエちゃんと、確かに同学年だったこともあるんですよ。
37年前!
懐かしいなー。
当時は普通にオバサンだと思っていたヨシ江はん(おかあはん)は、37歳。
まあオバサンですけど、今のわたしより11歳も若い。
実際美人設定だし、学生時代と体型変わってないみたいだし、ホルモン屋の客も「えらいべっぴん」と言っていました。
若い頃は「西萩小町」と呼ばれていたそうです。
そういえば皆で海に行くシーンで、小鉄の「ヨシ江はんの水着姿見られへんで残念やな」というセリフが印象深い。
そしてそれをスルーするジュニア。
小鉄は、人間なら40前後ではないでしょうか。
テツと同世代。
37歳のヨシ江はんによこしまな目を向けたとしても、不思議なことではありません。
一方ジュニアはまだ血気盛んな若者、しかも中二病の気がある。
四十前のオバサンには興味ないですね。
この2人(2匹)の女性に対する嗜好が共通でないことを、この何気ない一コマは物語っているのです。
奥深いですね…。
ヨシ江はんを、蒼井優や長澤まさみあたりが演じてごらんなさいよ。
色っぽいヨシ江はんになりますよ〜。
でもわたしは、あえて深キョンを推します。
ヨシ江はんはああ見えて、良くいえば肝が据わった、悪くいえば鈍い女性です。
深キョンに漂う、ある種の図々しさ。
儚げな面差しから透けて見える、圧倒的な自己肯定感。
これらがヨシ江はんのキャラにうまくハマるのではないかと、期待しています。
役作りのため、絶対に前髪は上げてもらいますけどね。
またヨシ江はんは、テツに対して恋する乙女の眼差しを向けることがあり、これも深キョンの得意とするところでしょう。
テツとヨシ江はんの不可思議な夫婦関係は、ヨシ江はんだから成り立つのです。
テツの「オマエ、わしの嫁はんのくせに…」という口癖(?)、カワイイと思いません?
では、テツは誰が演るのか。
長瀬智也しかいないでしょうね。
あの突き抜けたクズっぷりを演じ切る、ワイルドな男前。
あの人しかいません。
「タイガー&ドラゴン」「クロコーチ」「俺の家の話」などでも見られるように、長瀬くんはイケメン俳優の枠をナチュラルに超えていきます。
「タイガー&ドラゴン」なんか、イケメンの役なのに。です。
ワイルド系イケメン枠なら、オダギリジョーや小栗旬も候補に上がりそうですが、残念ながらテツを演じる上で一番重要なケダモノ感がありません。
山田孝之じゃ色気がありすぎるし、本当にコワイ。
そして、チエちゃん。
これはもう、演技力が最優先。
芦田愛菜ちゃんにドラえもんの「タイムふろしき」を被せて、10~11歳の愛菜ちゃんに戻ってもらいます。
はるき悦巳さんの絵柄だと、チエちゃんは決して美少女でなないのですが、チエちゃんはオッサン達のアイドル・ヨシ江はんの娘。
小鉄いわく、「横顔はヨシ江はんにそっくり」なのです。
深キョンと愛菜ちゃんが似ているかどうかはどうでもいい。
「可愛い」つながりで母子成立です。
「赤いぽっちり」で前髪を乱暴に結わえ、大きな下駄で駆けてくる愛菜ちゃんの姿を思い浮かべると、もう涙が止まらない。
愛菜ちゃんなら出来る。
わたしは確信しております。
メインはこの三傑で決まり。
続いて脇を固めていきましょう。
竹本家を取り巻く大阪市頓馬区西萩の皆さんについては、以下の通りです。
【おばあはん】泉ピン子
【おじいはん】西川きよし
【花井のおっさん】古田新太
【花井のおっさんの息子】風間俊介
【お好み焼き屋のおっさん】西田敏行
【地獄組親分】阿部サダヲ
タイムふろしきがあるので、年齢的な微調整が可能です。
吉本芸人さんの面々にも多数出演オファーの予定。
カルメラ兄弟やミツル、うどん屋のおばちゃん、ホルモン屋の客。
テツにどつかれるヤ○ザは何人いてもOKです。
長瀬くんにどつかれたい人、行列してね。
わたしがテツの次に好きな登場人物ヒラメちゃんは、全国オーディションで選びます。
あと、絶対に欠かせないのが小鉄とジュニア。
その他猫連。
これに関しては、ビジュアルが最も重要です。
直立歩行は最低条件であり、小鉄はそろばん弾けないと話になりませんよ。
「ピーターラビット」のCG班の皆さん、出番です!
あの「悪いピーター」の猫版よろしくお願いします!
あー、妄想が止まらない。